演奏技術が発達して、ソロでの自由度が大分上がった実感が今ある。
音楽ジャンルは世界観を著す「絵の具」と言ってはばからなかった。
けれども、大変なエネルギーと勉強と時間を必要とする。 ましてや、ペダルスチール。
カントリーロックは大好きだったが…、自分が創作する作品の内容となるとまた全然違う。それに、人間の感性や嗜好は変わり、また成長する。
幸運なことに…?
自分の頭がペダルスチールという楽器によって「ペダルスチール=カントリーミュージック」に固まらず、常に流動的で、私自身も表現することに関しては、永く自分から「テーマ」を出せないもどかしさに、苛立たしい気持ちがつのっていたから、創作する基盤らしきスタイルが整った今が本当に嬉しい。
私自身かなり自己主張が強がったから、今までバンドを組んでも、他のミュージシャンの感性に迎合、追従には耐えられなかったりした。 ペダルスチールが、どちらかと言うとリズムセクションではなく、メロディーだけの楽器だというイメージ、現実にそんな使い方が表立った音源も無かったことも長い時間を必要とすることになった。
未開拓の荒れ地を宅地に区画整理し造成し、「作品」という「一戸建て」を作り上げ、入居者を待つ業者さんの心境だが…。 私の場合は画一的な「建て売り」ではない。
「ウエストコースト風のお洒落な平屋建て」
「純日本家屋」
「アパラチアンなアメリカン家屋風」
「トロピカルな吹き抜けを作ったブラジリアンな高級家屋風」
「橋田壽賀子さんが喜びそうな おしんの生家風」(そんなの誰が入居するか!)
「ネパールの一般的家屋風」(ブロック塀だぜ、格安、建築基準法無視!)
「シカゴの貧困層家屋風」(ブルースマニア向け?)
「ニューヨーク郊外のウッドストック、ディランとバンドのひきこもり期間中の邸宅地下室付」(これなら私も入居者になりたい。)
「戦後の文化住宅」(結構シブい。昭和30年代。)
「北海道小樽の石土蔵風」(結構好き。)
「ナッシュビルのジョニーキャッシュ宅のコピー」(凄い!)
と、ここまで書いてりゃキリがない。
で…。
創作してますよ。
いろんなバックを務めた音楽家や…、
関わったシンガーソングライター諸氏…、
こんな問題児を受け入れ育て上げてくれたカントリーミュージックバンドのミュージシャン諸氏、
他ジャンルながらも、セッションで私をインスパイアしてくれたミュージシャン諸氏、
ミュージシャンでも芸術家でもないけど、表現の何たるかを教えてくれた人々、
ライブさせていただけたオーナー、イベンターの方々、
こんな問題児に振り回されたミュージシャン諸氏、
皆さまに感謝します。
これからの私の音楽を聴いて、見てください。
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:rasukaru2012/4/14 21:12
最近。見つけた!嬉しい!元気か?
投稿者:千田佳生2006/11/18 23:16
アニー上田 様
コメントありがとうございます。
高校の学祭がつい、昨日の事のようです。
私が感涙したワケは、ハッキリと自分の旅立ちの出発点を見たからでした。
あれからお互いに長い長い旅に出て、その時、目の前のラスカル氏はこの瞬間ギターを弾いていた…。
私も長い旅の道すがら、得たもの失ったもの、当時の感情が彼のギターを弾いた刹那、走り去っていった山ほどの感情は言い表せないことです。
「懐かしい…。」を不覚にも言ってしまいましたが、「懐かしいな…。」で音楽をするのはまだまだ先のことにさせていただきます。
御活躍期待しています。
投稿者:アニー上田2006/11/18 8:26
お疲れ様でした。
定塚のギターで泣いたというよりは、やっぱりザイゴチックの音で泣いたんじゃないかな。
まぁ、お互い歳をとったってことですな。
俺は定塚のギターは昔から知っているし、良い音出すのも知っているけれど、なによりザイゴチックが復活して昔ながらの音を出してくれているのが嬉しかったよ。
オールマンブラザーズやデレク&ドミノスを髣髴させるあの音はなんとも心地よいものでした。