2022年6月25日土曜日

「真冬の灌水公園にて。」2007/2/8 

本当に真冬とは思えないポカポカ陽気!

富山市で用事を済ませた後灌水公園へ。

練習していたら目の前でお婆ちゃんがニコニコして聞いてらっしゃる…ついつい…お婆さん向けに「懐かしい昭和の歌謡曲」や「早春賦」(良い曲だ!)「花の町」(これも良い曲だ!)美空ひばりさんの曲を弾いていたら話かけて来られて、「私、大正琴を習ってるんですよ。」と言われた。


「氷川きよしクンの曲できる?」と聞かれ、「知りません。」と答えるしかない。そうか、彼はオバサン達のアイドルなのか、と彼のファン層を認識した。何度もお礼をして帰っていかれた。


しばらく弾いた後、「千田さん。」にビックリ!


スティールギターリストの金子さんと偶然お会いできた、お散歩中とのこと。長く聞いていただくと同時によもやま話、あと3名リスナーが増え、「ミスティ」「ブルージェイド」で、カントリーソングなのに「中国、韓国的な」という感想を言われた。


ペダルスティールにおける日本人の感覚の解釈とアメリカ人のカントリーに対する感覚をレクチャー。


では..というわけで「オギヨディオラ」「サクラの曲」を演奏する。


金子さんよりいつか呼びたいと言っていただき、とてもうれしい気持ち。


5時過ぎまでいたが、お婆ちゃんとか聴いておられるとついつい…彼女たちが解るような曲を弾いて迎合する私はポリシーのないヤツだ..。


こりゃあ練習にならないなあ…。


しかし、テレビを見てもお婆ちゃん達の聞きたい曲はテレビからは「まず聴かれない」(氷川きよしさんくらい)そうで、ケーブルテレビで『懐メロ専門チャンネル』とか作ったらどうだろうか?


この話とは関係ないが中年ミュージシャンを扱う『シニアレーベル』を、「絶対に作らなきゃダメだ!」と、能登のロックギタリスト中宮さんが言っていたことを思いだした。


ロックも『懐メロ』でなく、若いミュージシャンの世界観は多くは解らないが、中年ミュージシャンも良い曲を弾いている人は多い、しかし、某テレビ局の『〇〇オヤジバトル』とかっていう切り口はもう止めて欲しいもんだと思う。


ロックだってフォークだって、もはや若者だけの物じゃないのだ!


ロックはもっとスピリチュアルなものだ!ロックをシャレであつかうテレビ局の切り口は不快に思ってる。


「〇〇オヤジバトル」に対するサメた声や、怒りの声(「ロックは年齢でやるもんじゃない!」とか…。)を沢山私は知っている。


テレビ局さん本当に我々にはそんな切り口しか無いんですかね?


私は今のロックにあまりロックを感じ無いんですが?

変ですかね?

1 件のコメント:

  1. 前ブログでのコメント
    投稿者:千田佳生2007/2/8 20:32
    オオクボーン様

    「氷川きよし」さんの曲を弾いてあげられれば良かったんですけどね…。

    ジャンルにあまり固執しないで、「作品本位」で楽曲を見つめていこうと思います。

    …で、それを「肥料」として作品を作り上げていきたいと思います。

    良い音楽をやりましょうね…。現場にも対応して。

    投稿者:オオクボ~ン2007/2/8 18:07
    氷川きよしのリクエストとは困りますね。
    僕も駅地下で ゆずをリクエストされたことが数回あります。

    http://www.geocities.jp/texas7samurai/

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