今回の埼京ツアーは「稲生座」のライブ復帰と、「地下生活者」の中村十兵衛さんトリビュート、独酔舎さんとの再会に「IZUMI」のマスターと意気投合したりと温かい皆さんの気持ちに見守られてのライブだった。
中でも特に感慨深いのは…。
『稲生座』に日本が世界に誇るペダルスチールギターメーカー『FUZZY』社長、藤井三雄さんとビルダーの高橋渡さんが私のライブを見にきてもらえた幸いがあった。
前日に藤井社長から「明日見に行くからね。」と言われた時は信じられない気持ちだった!
なんでまた私なんかを…?
『稲生座』では、お二人とも大変嬉しいライブの感想を言って下さり、藤井社長はステージに上がってスチールを見てもらったり、奏法に関心を持ってもらえた感じで、チューニング時のアドバイスまでもらった。
高橋渡さんが「富山への帰り道に寄りなよ!」と言ってもらったこともあり修理をお願いする目的もあったので朝立川市の砂川三番『FUZZY』へ。
会社のエントランスに「マウンテンプレイボーイズ1961」の写真が飾ってあった。
藤井社長はかつて「マウンテンプレイボーイズ」のスチールギタープレイヤーで、メンバーは
ジミー時田(Vo)
いかりや長介(B)
寺内タケシ(G)
ジャイアント吉田(mandolin)
名倉アキラ(banjo)
宮城久弥(fiddle)藤井三雄(Steel)
という、そうそうたるメンバーである。
するとなんと!憧れの「ニューライダーズ オブ ザ パープルセイジ」で有名な、バディケージ氏のペダルスチールがあった。
メンテナンスのため偶然置いてあったのを見られたのはラッキーだった!
『Emmons』ダブルネックを使っているイメージがあったが、『FUZZY』で、しかも12弦で6フロア4ニーレバーである。
何だか自分の楽器と近いセットアップに自分と近い気がして勝手に嬉しくなった..。
馬場さんというウエスタンスイングの好きな方のプレーを聴いて心和む。
今回『FUZZY』を訪れたのは、何時壊れてもおかしくないニーレバーとジャックを治してもらう為だった。
藤井社長無理を言ってすいませんでした。
昼頃に修理が上がり、大石氏や高橋渡さんが見にこられて嬉しい。
そして藤井社長も、「なんか弾いてみて。」
「週末には」他いろいろ歌い演奏する。
藤井社長に「お前ね!、こりゃ『神がかり』的だよ!」
と言ってもらい、ものすごく恐縮すると同時に、大変嬉しくなる!(藤井社長、本当にありがとうございました..。)
私はプレイヤー的にはそんなに大したプレイヤーではない..。
ただのペダルスチール弾き語りでソロプレイヤーなだけなのだ..なんとか一人でも演奏するスタイルで、いろいろなジャンルの曲を即時に歌いたかっただけだから、真摯にペダルスチールを弾いておられる諸氏とは「リズムを弾きながら、一人でも演奏するスタイル。」
っていうことで、ペダルスチールを弾く目的がただ違うだけに過ぎないだけなのだ..。
「『スチールギターラグ』弾いてみな!」と言われ、何故だか上手く弾けず、藤井社長から、「『スチールギターラグ』は何処へ言っても、リクエストされる曲だから、弾けるようにしとけよな。」
…といわれ「はい、すいません。」と、私…。(苦笑)
3時頃の『FUZZY』の皆さんとのお茶の時間は和やかに過ぎ、26年前の『FUZZY』にいた頃の「お茶の時間」とラジオを聴きながらの作業を思いだしていた…。
スタッフ諸氏も私も休憩時間をパッと終えて、皆さんに御礼を言って『FUZZY』を後にした。
今回は藤井社長や高橋渡さんから良い評価をいただき、「背中を押してもらった」感じ。
今回は、故 中村十兵衛さんにも『命は限りあるもの』と教えてもらった。
昨日のステージでは、中村さんから「千田さん、焦らずゆっくり、まよわず行きなさいよ…。」と言われてる気がした。
中村さんからの作品は私の大きな戦力になるだろう..。
人はつくづく一人で生きているのではない…。
甲州街道を北上しながら、そんなことを思って運転していた。
翌日の午後2時頃帰宅した。
投稿者: senda
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