私の住んでる小矢部市にもいわゆるライブハウス(いや、スペースかな?)ができた。通常営業せず、「TEA&BAR」の(店名)ブースらしい、先月、家の近所の「A鉄工所」の職人さん、下重氏が私が乗ってた車を走って追いかけてくれてまで持ってきてくれたライブの話である!(…と、いっても走行速度は15キロ程度、)ここのところ、自分がフルに歌うライブが無かったのでありがたい。(ストリートもライブではあるが…)日中、富山駅地下にてストリートをやってからライブにのぞむ、あまり時間はない。にもかかわらず、こんな日に限って作務衣を着た品の良さそうなご老人が声をかけてくれて「まさかこんな素晴らしいスチールがこんな所で聴けるとは!」と言って頂け、この方は立命館大0Bにてハワイアンバンドでスチールを担当していたとのこと、感慨深く語っていかれ、バッキースタイルのスチールを弾き学生時代は演奏旅行を沢山されたとのこと、話は大橋節夫氏、やポス宮崎、昭和30年代の頃の音楽、「昔はレコードだけが頼りでねえ…」とフェンダーのスチール(6弦ラップ)が大変高価で当時は初任給の3ヶ月分だったことや、私は野口武義氏、石田新太郎氏、マウイセレナーダス、原田実さんのスチールをかつて20代初めの頃見ることが出来たこと、とりわけ、外山寛さんのスチールが神技(わざ)のような演奏だったことを語った。その時の曲で「君の思い出」をやってみた、大変喜んで頂き、引き続き、「ハワイアンウエディングソング」やいろいろ弾き「スイングスタイルだねコードが凝ってるなぁ」と言われる。しかしながら長話の為、本来の目的の歌う練習が出来ず、しまったと思ったが…まあいいか、これから日本武道の大会に行き、終わり次第京都に帰られるとのこと、いつも主張してる「ナツメロウエスタンはやんないよ!」なんて過激かつ、思い上がったような演奏態度はとんでもない!こんなこともたまにはいいかも。さて、小矢部「L-Bar」である!日頃、老人とビョーキの中年と、たまに若者が歩いていても長男の町でどこからこんな沢山の若者が湧いて出たのか、と云うくらい若者がいる、こんな若者のみのパブは久し振りかもしれない。全部で11アーティスト、私は最後から2番目…少々つらいが音と翌日勤務ありの人々の関係でしかたがないらしい、我々の大先輩で「とっちゃん」も憧れてる堀井誠氏登場、わざわざ来てもらえるとは、恐縮してしまう。最初の下重氏のバンドはベースとドラムスが女の子でハードでありながらお洒落な感じで下重氏はジャズマスターを古めのファズ音色で決めていた、なかなかカッコイイ!(フェンダージャズマスターというだけで相当お洒落だ!しかしこのギター本来本当にジャズを演奏する為に作られたギターなのかな?いまだにこのギターでジャズを演奏してる人は見たことがない。同列のジャガーもイメージとしては古い、ベンチャーズ時代のイメージがある、これにギブソンのファィアーバードなど、使い勝手が悪そうな感触を思い出した)ずっと聴いていたかったが、隣のバーで堀井さんと長話、バンドタイムが終わり、女の子のジャズピアノのオリジナルは秀逸、弾き終えたタッチの真似などして堀井さんにたしなめられた、そして私、このところオープニングを飾る「週末には」で一気に!そして少々のリップサービス、「IKOIKO」と繋ぐ、私2曲目で「ゼーゼー、」客席の大畑氏より「まだ2曲しかやっとらんがに何ゆうとんが!」と叱責!まあこれは半分パフォーマンス、最初「ロックは一人でも出来るんだー!!」…なんてやったもんだから「ロックは一人では無理やな!」…をやるつもりがコケてしまった。深夜にもかかわらず来て頂いた五島氏、感謝です!友部正人の「絵日記」を金子光晴の所を「住田さん」に変えて歌った。今年初め、亡くなられたが、時々はこうして歌で皆さんとお会いしょうと思う。「兄弟」「俺の神様」と続き、わたしが「最後の曲です!優しいカントリーソングを…」とMCをした後に「ホーボーズララバイ」を弾くつもりが「ひまわり」を弾いしまい、大谷2連発をやってしまい、「しまった!」と思ったがもう遅い、イントロを間違えて弾いて前にも同じことがあった。(ライブでではない)しかし、ピアノの女の子の友人でボーカルの女の子が結婚するとのことで曲中、「彼女も曲の物語のように、子供を生んで幸せに…」なるMCをやってその後、「はげんでね!」と付け足し爆笑、お幸せに…イベントも人が少なくなりつつあったので「Aトレイン」をやる。内容は「一番列車で行くんだー!たとえー5時まで呑んでてもー(以下省略)」…といった内容、そして最後に…「このイベントを長く続けて行こう!」で結んだ。最後のバンドもまだ荒いながらも楽しめた。終わって皆さんが「大変良かった」の言葉はおおきなエネルギーになる。特に主催者下重氏の、「僕的にはホームランでした」は本当に嬉しい、またやりましょう!堀井さん何杯もビールご馳走様、また弾きましょう。翌日もライブなのでそうそうにねたが午前3時過ぎ、疲労困憊なり、しかし心地良し!
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