『クリエイション』の名曲「スピニングトゥホールド」を弾いてみた。
思えば…。
ギターでこの曲をコピーしていた頃を思い出した..当時NHKで日本のロックの特集番組があり、『上田正樹』『チャー』『クリエイション』『カルメンマキ&OZ』が放映され、コメティターとしてピアニストの某氏がなんだか上から見下ろしたものの言い方に不快感を覚えた記憶がある。「ロックて音楽的には大した事が無いものなのか?」
素朴な疑問は、番組での諸ギタリスト氏のプレイにかき消された、「ブルーノートスケール」も知らなかった頃、テレビの画面を食い入るように見つめていた、テレビの前にテープレコーダーを置いて全部録音した..
『クリエイション』の竹田和夫さんは当時のアマチュアギタリストの憧れだったと思う。
今は逆転してるが、英語詞のオリジナル曲が格好良かった。『スタンディング クロスロード』や『アイムランブラー』『トーキョーサリー』そして『スピニングトゥホールド』一連の曲に大影響を受けたことは間違いない。
このテープはしつこいほど聞いた…。 アメリカンロック党だとはっきり自覚した頃の事だったと思う。
世間では『めんたんぴん』『越中屋バンド』(Tバード)が北陸の音のように言われており、ちょうどこの頃、新潟県柏崎の蓮池薫さんが拉致されていようとは(蓮池さんはレナードスキナードなどのアメリカンロックの大ファンだったとのこと。)
そして覚えたての『スピニングトゥホールド』を金沢の『山蓄楽器』で弾いたところ店員さんが「どうやって弾くんだ?」と、言ったことを覚えている..
その頃本当に良く弾いたものだ、言わずと知れたプロレスラー ファンク兄弟、ドリーファンク テリーファンクの『ファンクス』の為に作られた曲だった。
その頃のプロレスは土曜日よる8時、『アブドーラ ザ ブッチャー』『ザ シーク』対『ファンクス』戦の腕をフォークでくし刺しにする流血の反則に戦慄したものだ..
特に思い出多き時代を今思い出しつつ、ペダルスチールのソロスタイルで「スピニングトゥホールド」を弾いている。
嗚呼…。
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