本日は診察日、待ち合い室内にはまくしたてるように喋りテンションの高い年配者の女性、あたりはばかることなく大声でやかましいが、聞きたく無くても聞こえてしまう話の内容は『お嫁さんへの不満』だらけ。
何気なく見た目の前のレディースコミックに「文月今日子」さん。「佐藤眞樹」さんの作品を発見。
懐かしい感覚で見る…。
作品のペンタッチはやはりとても懐かしい感じ。
懐かしい同級生に会ったような気持ちで読むこのお二人の作家さんをよく読んだものだ..1974~78年頃のこと、佐藤眞樹さんはデビュー作を読んでいて、佐藤眞樹さんの描く『中学生から高校生の受験生の感じ方』が当時の私の受験生生活とシンクロしていて、頑張り方や考え方にとても元気をもらった気がしている…。
しかし今は…。
『マンガ』が読めなくなっている。
今の若いマンガ作家さんの感性が理解できなかったりするし、実際面白いと感じられない..。
どこかの「待ち合い室内」にマンガ本が置いてあっても読めなかったりする..。
音楽に関わっている者として、「アタマ」(この場合感性、感覚、考え方)が固まってしまうことを恒常的に注意している。
新しい感覚に感じ無くなった時にいつもふと思うことなのだ…。
…で、大分時間が経ってから「うーん!面白い!」って感じることばかり。
若いミュージシャンの音楽などもっとスゴくて..。
関心が出てきた時にはバンドはとっくに解散してるとかそんなことばっかり。
佐藤眞樹さんの作品はレディースコミックの中で健闘してるように思えた…。
デビュー作を初めて見た中学生の頃と変わらず…。セックスの匂いなど全く無く!(レディースコミックなのだが…。)安心して読めた…。レディースコミックでも自分の作風を守っておられるように思えた…。
昔は中学生の立場で…、今は中学生の親の立場で…、佐藤眞樹さんの作品を読んでいる…。
佐藤眞樹さんいつまでも描いてください。
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:千田佳生2007/2/8 11:46
みいすけ 様
佐藤眞樹先生の作品や田渕由美子先生陸奥A子先生、太刀掛秀子先生の描く作品はまぎれもなく「フォーク」の世界でした。
そういえば、陸奥A子先生の「A子」というペンネームは、元祖洋楽のロックコミック「ファイアー」の水野英子先生(知ってるかな?)に憧れて名乗ったそうです。
そう言えば、みいすけさんがライブされる時は必ずオーバーオールですね!なるほど。
昨夜我が家にて発見した1978年8月号の「りぼん」にてタイムリーなことに、佐藤眞樹先生の「サマーカーニバル」っていう作品が載ってました。
やはり描き方は変わりませんね。
投稿者:酎ハイT'S みいすけ2007/2/8 11:03
佐藤眞樹さんの作品の中で一番好きなのは「青色の屋根の下」…だったかな?
オーバーオールはいて屋根の上に登り、空を見ているんです。
それだけでフォークの世界ですね。
(^-^)