2022年6月25日土曜日

「二人の女性の曲。」2007/2/9 

今、二人の女性の作った曲をやってみた。


一曲は『満月』、前にも書いた松林ねえさんのやさしい微風に吹かれているように感じる佳曲。


そしてもう一曲は、大谷ひろゆき氏の妻「とっちゃん」こと大谷敏江さんの『いつも夕暮れの中に..。』、やはりやさしい歌曲だが、その優しい中に女性特有の情念を感じる曲。


二つの楽曲とも私自身のキャラクターを考えると、人前で歌うことは「清水の舞台」から飛び降りるくらいの覚悟を要する曲だが…。


時には..、こんな女性の感覚の曲を弾いてみるのも良いものだ..。


何回か書いたかも知れないが…。


特に『いつも夕暮れの中に』は私のペダルスティールに「チェロトーン」という特殊奏法を私自身にもたらしてくれて、それが幾多のセッションを私にもたらしてくれるきっかけになった曲だった。


大谷ひろゆき氏と妻敏江さんと17、8年前に演奏して、一瞬!チェロのような音が出てきた時の感激と感動は忘れられない…。


1987年頃の私のペダルスティールギターへの認識は、ナッシュビルカントリーのスタイルか、デビッドリンドリーのスタイルかくらいのペダルスティールのスタイルしか認識が無かったから、この曲をカセットに録音して、チェロのような音がしているのが本当に嬉しくて、何度も何度も聞いたものだった…。


今はソロスタイルになり、自分の他のペダルスティールのスタイルも多彩になり、いろんな音が出せるようになった…。


昔に比べたら、今はほとんどセッションもしなくなった…、自分の音楽をやりたかったからもあるが、「一人でどこまでやれるか?」っていうことにも興味がある。


そのため。ボリュームペダルをチェロトーン奏法以外はあまり使わない感じになった…。


ソロスタイルは基本的にメロディーとバッキングを同時にやるためボリュームペダルは使わない方が良い…。


ソロスタイルばっかりにこだわっているわけではないが..。


従来の伴奏のアコースティックギターありのボリュームペダルを使ったスタイルもまたいつかやりたいものだ..。


昨夜大谷ひろゆき氏と話していたが、私はただ、「音楽的なひきこもり」をやっているだけなのかもしれないが。

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