2022年6月30日木曜日

「「インディーズフェスティバル2007北陸」」2007/3/25 

久々の金沢市「クイーンズコート」。


朝9時に現地着。


本日は石川テレビは放送収録に対応するため4トントラックにジェネレーター二台を積んで調光機やさらにグレードアップされたPA、サウンドソニックオペレーター田中氏が入った音は流石だ。


石川テレビ主催、北陸中日新聞、ザウスマガジン社、TDK、サウンドソニック多社が相乗りの音楽イベント、何より各メディアで取り上げ、石川テレビで放映されるということは自分の演奏活動をアピールしてライブ会場に足を運んでもらうことにつながるかもしれないが、それでも微々たるものだろう。


今の世の中、世間には音楽があふれて過ぎていて、なかなかライブ会場まで来てもらえない。


他のバンドのリハーサルを見る。


さすがに北陸三県で選抜されただけあるバンドばかり。やはり聞きごたえのあるバンドが多い。


どのバンドもボーカルがしっかりしたバンドばかり。


私もボーカルがしっかりしているととらえて出られたとすると大変嬉しい。


私のリハーサル中にREMINAちゃんが会場に入ってきて挨拶。


昨年から何回もライブが一緒になって、お互いに「インディーズフェスティバル」で選抜されてここで再会したのだから嬉しいことだ、「テキサスサムライ」の面々もそう。


リハーサルを終えてインタビュー録りを終えて、REMINAちゃんのお母様お父様にお会いする、私のブログを読んでいらっしゃる旨、私のブログの内容も覚えておられて恐縮した、しかし基本的に事実を書いている、彼女のご両親は16才のREMINAちゃんと音楽とこんなイベントを一緒になって楽しんでいけるとは…。やはり本当に羨ましくてならない思いがある。いや大変なことと思うけれど…。(ただ今地震発生。震源地は能登沖、我が町は震度5弱とのこと。)


このてのイベントでは待機時間が大変長いのだが…、スタッフ諸氏は大変だろうと思う、朝早くからの仕込み、調整、搬入ご苦労様です。


REMINAちゃんは一年前と比べて比較にならないほどの進歩があった。ライブではリハーサル時に心配したパートを見事に踏ん張りきったし、パフォーマンスも歌と同機していて体にリズムが出ていた。ほとんど寝ていなかったというギタリストのヒサ兄氏も今日はガシッとしたピッキングを感じた。ステージを終えて引き上げてきた彼女達は本当に良い顔をしていた。お疲れ様でした。


さて私の番、「週末には」で曲中MC。「世の中いろんな問題があるけど、楽しい瞬間をどんどんいきましょう。」とやり、先ほどの見事なパフォーマンスを見せてくれたREMINAちゃんとご両親をリスペクトして普段「友部正人のレコード」と歌っているところを「REMINAちゃんのレコード」とやる。掴みはさすがに良い。ファンクなリズムとジャジィなフレーズでうらぶれてるけど楽しい、っていう私なりの世界観を皆さんに届けてあげたい、いろいろあっても…、今日1日を終えて風呂上がりに寝る前の一杯が有ればいい、そして皆さんに言いたいことは「心配ないさ。」て言うこと、それがメッセージ。


しかし放送される前提から歌詞カードにチェックが入ったり、放送禁止用語を意識したりでいつも通りの奔放なライブパフォーマンスは昨日は影をひそめたかもしれない、「陸路の船」で「皆さんに美しい富山湾を…。」とMCこれもきっと初めて見る人にはサプライズがあったという掴みを感じた。


そして最後は「兄弟」


しかし、私という人間は見ている人間だけではなく、自分自身にサプライズがなければ治まらないようである。何が何でも、「ロックは一人でも出来る!」は自分自身の信条!形而上的なこともあるがハードなサウンドのソロパターンでもこれをやらないと気が済まない!ロックは深い…まだまだ未開拓の分野を開拓して道を切り開いていく欲求が自分にはある。


欲しいのは大げさでなく、自分にとっての「ロック」である。


「兄弟」は今回テクニカルな部分でまだまだ考慮の予知あり!反省すべきところは素直に見直そう。時間に終われたこともあるが、中断してもチューニングを決断する時は慌てないでクールにいきたい、どうやら私は熱くならないとライブをやった気分にならないという少年に似た気持ちが今でもあるようで、これは場合によっては考えなきゃかな?


「テキサスサムライ」はスティービーフリークっていうことだけにこだわらず、オオクボーン氏のソングライティング能力とライブパフォーマンスのセンスには感じるものがある!


「テキサスドラゴン」の楽曲のセンスはまことに秀逸!メイド服の女の子達のダンサーズの「萌え~。」もオリジナルのスティービーにこだわらない『軽さ』が非常に良い。


『軽さ』は侮れない。


福井県のバンドのギタリスト氏をはじめとして、じつに秀逸なプレイヤーが多く、選抜されたイベントというだけのことはあった。


そして夢に命を燃やす小気味良いミュージシャン揃いであった。音楽に対しても、「こんなもんだ…。」っていうふうにどこか上手くても醒めている音楽人間はここにはいないだろう、そう思って帰り道につけたことには音楽に対しての次のエネルギーになりそうな『夢』がここにはあった。

ディーズフェスティバル2007北陸」に参加バンドマン諸氏、スタッフミュージシャン、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

1 件のコメント:

  1. 前ブログでのコメント
    投稿者:千田佳生2007/3/26 22:15
    オオクボーン様

    コメントありがとうございます。こういったイベントにありがちですが、少々疲れました。

    そして翌日の震度5弱の地震、本来ならばライブをやった後の余韻に浸っていたい時間帯のはずだったのですが…、もう少し震度が大きくなった時の事を考えれば、家の倒壊もなく幸運だったと思っています。

    「テキサスサムライ」素晴らしかったですよ。

    エンターテイメントでした!

    何よりもスティービーレイボーンの「ハッ」とする解釈で、「なるほど!」と思いましたね。

    最高でした!

    テキサスサムライも、謎の中国人も、メイドシスターズも。
    またライブご一緒しましょう!

    投稿者:オオクボ~ン2007/3/26 20:22
    先日はお疲れ様でした。

    私の両親も観に来ていたのですが、千田さんのライブをまた観てみたいと言っておりました♪

    千田さんの素晴らしい演奏の後に出るのは、かなり緊張しましたが、メイドさんや謎の中国人といったネタ満載で望んだので何とか格好がつきました(^^;

    またライブやストリートなどでご一緒できると嬉しいです(^^)

    http://www.geocities.jp/texas7samurai/

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