親戚が集まり、四十九日の法要が始まった。
雨の中父親のお骨をお墓の中に納める前に、フタを開け父親の「こうべ」を撫でて、父親に「おじいちゃんとおばあちゃんと、ご先祖様によろしくね…ありがとうお父さん。」としばらくお骨を撫でていた。
前々から苦労してキレイに整備した「お墓の中」で祖父祖母のお骨から離して、ど真ん中に入れて、誰のお骨かは判らないが、おそらく生まれて間もなく亡くなったと思われる子供のお骨に奥に下がってもらった…。
そしてフタを閉じる。
読経の中手を合わせて霊園を引き上げた。
法要の膳が用意されていて、精進料理かと思いきや「伊勢エビのコキール」からデザートまでついて精進料理も変わったものだと驚きだった。
親戚の人々に酒、烏龍茶、ジュースをついで挨拶小さな子供のころによく「お盆休み」に一緒に遊んだ。
おばさん達も年老いた、父親の兄弟、で父親は末っ子だった
まだまだ気をつければ大丈夫のはずだった。
お姉さんたちより早く亡くなってしまった…。
四十九日のいわれは死んでから体が骨になるまでの期間だという。
メンタルな面でも、亡くなった事を受け入れて四十九日という時間かもしれないとなんとなく思った…。
お父さん本当にありがとう。
投稿者: senda
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