2022年10月3日月曜日

「故、中村信治 宅を訪問する。」2011/8/12 

昨日午後、自負にとっても最高のギターパートナーであった、故中村信治 宅を訪問する。

四角い枠に入り、写真の後ろに納骨袋が置いた祭壇が設けてあった。


涙が出なかったのは、私の母親が「一人で家にいることが淋しい。」…と、強引に付いてきたせいもある。


母親は事情も知らないのに、通り一辺等のそそくさと帰ろうって姿勢にちょっと腹がたったが…まあ事情を知らないから無理もあるまい。


前の項でも語ったけど、彼は2度目のガンの転移で余命を知らされたようだが…それでも、こんなくだらない私に「名古屋にパットメセニーを見に行ったけど、千田さんの方が断然面白い。」


この彼の言葉は人生の財産になるだろう。


そして、その言葉を言ってくれた、彼を裏切ってはならない!

人間性が素晴らしく、リズム感が素晴らしく、いろんなジャズやファンクを演奏しまくった 内灘の道の駅で、人だかりができ、拍手が沸き起こった。


1音1音にアイデアと気迫と優しさがあった。

これを、この文脈を書いていて辛くなってきたアンプ(バッテリーアンプ『クレートtax50』)は修理中。


彼と演奏しまくった曲は「ルカパイパイ」「チキン」「ナウザタイム」「哀愁のヨーロッパ」など…。


大切なパートナーを喪うってことを思い知らされた。


中村信治 君!

昨日の話では間もなくお墓に入ってしまうそうだが…。


できることなら墓前で数曲演奏したい、聞いてくれ。

投稿者: 千田佳生

0 件のコメント:

コメントを投稿

 ・臨時投稿・ 2025年3/9(日)高円寺稲生座にて、MOTELと福田と後藤のライブがありました。 稲生座は、千田さんががよく出演し、縁の深いライブハウスです。 本日、富山から来た福田ユウイチ氏と後藤トシロウ氏。ライブの中で、千田さんの話もされて、お店の人も懐かしがっていました...