昨日午後、自負にとっても最高のギターパートナーであった、故中村信治 宅を訪問する。
四角い枠に入り、写真の後ろに納骨袋が置いた祭壇が設けてあった。
涙が出なかったのは、私の母親が「一人で家にいることが淋しい。」…と、強引に付いてきたせいもある。
母親は事情も知らないのに、通り一辺等のそそくさと帰ろうって姿勢にちょっと腹がたったが…まあ事情を知らないから無理もあるまい。
前の項でも語ったけど、彼は2度目のガンの転移で余命を知らされたようだが…それでも、こんなくだらない私に「名古屋にパットメセニーを見に行ったけど、千田さんの方が断然面白い。」
この彼の言葉は人生の財産になるだろう。
そして、その言葉を言ってくれた、彼を裏切ってはならない!
人間性が素晴らしく、リズム感が素晴らしく、いろんなジャズやファンクを演奏しまくった 内灘の道の駅で、人だかりができ、拍手が沸き起こった。
1音1音にアイデアと気迫と優しさがあった。
これを、この文脈を書いていて辛くなってきたアンプ(バッテリーアンプ『クレートtax50』)は修理中。
彼と演奏しまくった曲は「ルカパイパイ」「チキン」「ナウザタイム」「哀愁のヨーロッパ」など…。
大切なパートナーを喪うってことを思い知らされた。
中村信治 君!
昨日の話では間もなくお墓に入ってしまうそうだが…。
できることなら墓前で数曲演奏したい、聞いてくれ。
投稿者: 千田佳生
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