まずは…我が親友イスワルグルンに母親とマルコ軍曹を紹介する。
マルコ軍曹、ウ~っと、反抗的イスワルはマルコにもショールをかけてくれた。
母親を背負子に乗せて、日本人の建てたぶっっしゃりとうに登った。
マルコは脳天気にはしゃぎ捲っている。
ポカラ市の街が、下に見えた。
母親は南無阿弥陀仏…と背負子に乗せた、私の背中で唱えている。
ヒンズー教の街で、浄土真宗も無いだろうが…。
まっ、それも良かろう。
母親は日本山なんとかのぶっっしゃりとうに着いてしきりにおがんでいた、マルコ軍曹は畜生っていうことで外につないである。
母親は南無阿弥陀仏と繰り返しいう。
マルコ軍曹の鳴き声も一緒になって南無阿弥陀仏と繰り返し聞こえてくるから不思議だった。
滝のような汗…。
背負子の母親は眠っている。
マルコ軍曹は…、というと…こいつだけは元気だ!
地元の犬に喧嘩を売る!
マルチーズのくせにすごく戦闘的!
「どうもすみません。」…っていう。
母親を背負子で担ぎ上げ、ポカラの宿に引き上げた。
投稿者: 千田佳生
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