2022年11月9日水曜日

「 我が大親友、逝く…。」2013/11/1  

ここ数日、ブログをつけていなかった訳は…。


自分にとっての大親友、大畑浩和氏が亡くなってしまったことである。



不思議なことだが、床屋へ行こうと思って店に着くと…『本日は都合により、休みます。』との貼り紙…。


それから間髪入れずに、携帯電話で彼の訃報を知る。



まるで、まだ生きて…昼寝をしているかの様に顔色を見ていると、「おい、起きてくれよ…。」と言っても、反応は無し。


彼の唇が多少薄くなっただけで、いつもの寝顔である。


彼の死に顔を見つめていたら…目に涙とかれへの想いが巡ってきて、涙が止まらなかった。


小学校、中学校は一緒だったが接点は薄く…。


高校生になって音楽に興味を持ちはじめてからなのだが…。


それまでの私はフォーク、彼はロックでなんと!、ハイポジションコードで、テープレコーダーに合わせて演奏するではないか!



この日の夜は驚愕して、なかなか寝つけなかった。


それからファズをかけたエレキ(テレキャスター)を借りて弾いてみたときには、自分が不良になってしまったような…そんな感情を覚えている。


そして私もスラトキャスターをバイトして買い、リードギターを習得し、彼は地元のバンド『ヨスケイション』でリズムギターを鳴らしていた。それを見て羨望をおぼえたものだ。



…通夜、告別式は、小中高校時代の仲間達が顔を揃え、野辺送りをして同級生同士で彼の棺を運び、骨を拾った…大畑浩和さん。


ありがとう。


あなたからもらった音楽でいろんな繋がりができた、貴方に出会ってなければ…たぶんこんな楽しい人生経験は出来なかったろう。



そして子供に店を任せて、ハイエースのバンドワゴンを買って、一緒に私がかつて演奏した場所をまわろう!


バンドワゴンに寝起きして、お互いの屁の匂いをかぎあおう…。


それも夢となってしまったけど…。



とうとう朝までだらだらと書き連ねてしまった…。


さよなら、そして何より楽しかったよ。

投稿者: 千田佳生

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