ここ数日、ブログをつけていなかった訳は…。
自分にとっての大親友、大畑浩和氏が亡くなってしまったことである。
不思議なことだが、床屋へ行こうと思って店に着くと…『本日は都合により、休みます。』との貼り紙…。
それから間髪入れずに、携帯電話で彼の訃報を知る。
まるで、まだ生きて…昼寝をしているかの様に顔色を見ていると、「おい、起きてくれよ…。」と言っても、反応は無し。
彼の唇が多少薄くなっただけで、いつもの寝顔である。
彼の死に顔を見つめていたら…目に涙とかれへの想いが巡ってきて、涙が止まらなかった。
小学校、中学校は一緒だったが接点は薄く…。
高校生になって音楽に興味を持ちはじめてからなのだが…。
それまでの私はフォーク、彼はロックでなんと!、ハイポジションコードで、テープレコーダーに合わせて演奏するではないか!
この日の夜は驚愕して、なかなか寝つけなかった。
それからファズをかけたエレキ(テレキャスター)を借りて弾いてみたときには、自分が不良になってしまったような…そんな感情を覚えている。
そして私もスラトキャスターをバイトして買い、リードギターを習得し、彼は地元のバンド『ヨスケイション』でリズムギターを鳴らしていた。それを見て羨望をおぼえたものだ。
…通夜、告別式は、小中高校時代の仲間達が顔を揃え、野辺送りをして同級生同士で彼の棺を運び、骨を拾った…大畑浩和さん。
ありがとう。
あなたからもらった音楽でいろんな繋がりができた、貴方に出会ってなければ…たぶんこんな楽しい人生経験は出来なかったろう。
そして子供に店を任せて、ハイエースのバンドワゴンを買って、一緒に私がかつて演奏した場所をまわろう!
バンドワゴンに寝起きして、お互いの屁の匂いをかぎあおう…。
それも夢となってしまったけど…。
とうとう朝までだらだらと書き連ねてしまった…。
さよなら、そして何より楽しかったよ。
投稿者: 千田佳生
0 件のコメント:
コメントを投稿