月曜日に正式な診察結果が出る。
何度も右足の切除ラインを聞かれた…。
そんなもの即断出来るわけがない。
こちらはこちらで「運転の支障に、『ペダルスチールギター』の演奏にも支障が出ないように。」…と言っても医師や看護婦さんには、ピンと来ないらしい
看護婦は「それって職業なんですか?」とまで聞くが、「職業です。」とハッキリ答える。
自分には『ペダルスチールの弾き語り』を取られたらなんにも無いのだ…。
医師と看護婦に実態が伝わらないのが何とも歯がゆい。
本当に判決を待つ犯罪者が検事と弁護士に真実が伝わってない…そんな気分だ。
石田長生の和訳『ウエイト』の、いちバース「判決を待つ犯罪者みたいに…。」
「自由の旅に出たのは良いんだが…。」
「事務所はいつも火の車みたいさ。」
「荷物が重い、俺の足に、今夜だけは…ゆっくり…眠りたい…。」
あたまの中を、このフレーズが駆け巡っている…。
どうせなら歌うか!『ウエイト』を…切除されるかも知れない右足先、右親指を使って。
弾き納めにならない事を切にいのる。(『切に』…とはまさに縁起でもないが。)
投稿者: 千田佳生
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