2022年12月25日日曜日

「平成二十八年 元日。」2016/1/1  

新春を迎えておりますが、昨年は母の逝去に伴い、新年の御挨拶を控えさせていただきます。



千田佳生

投稿者: 千田佳生

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    投稿者:千田佳生2016/1/1 23:28


    元日の本日。

    一生背負って生きていかねばならない言葉がある…。


    昨年の母の入院中の連日の見舞い14:00~。


    毎日、懐メロ、新メロ?をベッド脇にて一緒に歌う…。


    私が「今日は元日だよ。」

    …そう言うと。


    「元日くらい家に帰りたいわ!」


    ハッキリと、そう自分に言われた!


    「!」


    何も言えなかった…。

    ただ…。

    家に帰したところで、「ペースト状にした毎回の食べ物を、提供できるはずも無く…。」

    もの凄い無力感に陥ってしまった…。


    「正月くらい家に帰りたいわ!」


    認知症が出ていた、とはいえ…。


    「正月くらい家に帰りたいわ!」

    この母の言葉は、一生背負って行かなけれならない言葉になってしまった…。


    院長に、このことを話すと…。


    「あんたは毎日一所懸命やったほうや…、家に帰したら、もっと悪くなっとったかも分からんよ…。」


    1月8日正午が、母の命日、終焉の時間となってしまったが…。

    酔って書いている…。
    今も「正月くらい家にかえりたいわ!」


    「めでたさも 中ぐらいなり おらが春」


    今は耳に、こびりついて離れない…。


    毎日、面会時間に一緒に歌ったことを思い出す。


    元日には「正月くらい家に帰りたいわ。」


    自分の為にも、忘れないでおこうと思う。


    誰より、自分の音楽を愛し、応援してくれた母だった。


    そのDNAが、自分に伝わっていることは明らかだ…。


    忘れていくことも、人は大切だという…。

    元日には、忘れられない言葉になるであろう。


    それを上回る「音楽で忙しいこと」を母も望んでいるだろう…。

    父も母もライブ会場に連れてまわり、すごく自分に評価が集まったことを歓んでくれていた…。


    まだまだ、音楽しなければならない。


    両親のためにも…。

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