2022年5月29日日曜日

「「もっきりや」にて」2005/10/31 

本日昼間は富山市のCiCで演奏で夜は金沢市の「もっきりや」でライブである、CiCは路上にて演奏していたのを富山市商工会の方が声をかけて頂き実現した。ふたを開けてみれば殆ど「街角パフォーマンス」の連中で同窓会的なライブだった。客層はかなりお年寄りの方で、今日はオリジナルをやらず昭和のナツメロ大会にしようと決意した。 「蘇州夜曲」「島のブルース」「東京キッド」「港が見える丘」「グリーングラス」など「一緒に歌いましょう!」とやり、前の席のおばあちゃん達と歌う。今はこのての歌が聞けない分、皆さん口ずさんでくれた、彼女たちも嬉しそうだ、しかしこの模様がシティFMで流されることを聞き「しまった!」と少々後悔した、でも沢山のおばあちゃん達に喜んでもらえたのだからいいや!お客さんに媚びたつもりはない、私も好きなものもやっただけだ!昭和の戦前、戦後間も無くの曲は日本語が素晴らしい、適切な字数適切なメロディで誰しも口ずさむことができる。こんな曲が生涯で作ることができたら…幸せだろうな、お年寄りの温かいコメントを背に一路金沢市へ!さあて「もっきりや」である、金沢市香林坊、片町、堅町、広坂、柿木畠は凄い人通り、駐車場になかなか停められず、車のすり替えがうっとうしい、洋一郎氏が早くもセッティングを始めていて、マスターの平賀さんに「はじめまして」とご挨拶、マスター平賀氏はニコニコしながらセッティングをしていただいている。店にくるまで気難しいイメージは吹き飛んでしまった!「ホッ」としたかんじ、坂本さん来店、毎回感謝します。セッティングを終えて食事に「ライオンへ行こうか!」と余り金の無い私は狼狽する。結局、全員の妥協点「マクドナルド」へ、堅町のマクドナルドは金の無さそうな今時の子供らで溢れている。空調機が良くないのか空気が澱んでいた、この間の反省から曲中MCは無しで申し合わせた、いろいろ見つめ直して良い演出をするつもり、この間からの懸案である、店に戻り、マスター平賀氏と「輸入レコード商売往来」の著者で「パイドパイパーハウス」の岩永正敏さんのことなど尋ねてみた、この本は何度となく読み返し、大影響を受けた本だっただけに感慨深い、マスター平賀さんは岩永正敏さんのことを「岩永は懐が深いというかねえ…」ついでに「もっきりや」の本のことなど尋ねてみたが恥ずかしがられていた、そろそろライブの時間になり、古林氏、それとストリートで知り合った青年二人に高岡市「ショータローバー」で知り合ったストリートでもよく聞いてくれたかた(名前忘れましたスイマセン)私のお客さんに大感謝、ライブ開始定刻通り、「週末には」「陸路の船」「雪の降る日に列車に乗って」3曲を一気に駆け抜けた。素晴らしい反応、洋一郎氏今日は冷静に入れ込んでいる、ニールヤングの「ローナー」を皮切りに良いテンポでライブは進み、途中、パソコンを使って「海」を演奏、「裸のラリーズ」のファンを言ってはばからないだけに「めんたんぴん」の曲とのコントラストはバランスが今日はとれている感じがした。洋一郎氏は今日は乗ってる。たまにリズムが噛み合わなくなるものの「春」は圧巻だった温かいヤジ?!にささえられ洋一郎氏の額から大汗かくほどのセッション、アンコールは2曲「天国の扉」と「わかってほしい人」今日は良い感じでステージを降りた。(個人的には物足りないが…)洋一郎さんの古くからの友達にささえられたステージだった…マスター平賀さんも楽しそうな眼差しでステージをずうっと見つめておられた。演奏終了後「本当に凄く良かった」と評価していただき嬉しい。ステージ下では温かい談笑、洋一郎さんがとっても幸せそうだった、お客さんのコメントを今日も聞く幸いに浸れた。最後は私一人が片付けのため店に残り、マスター平賀さんに積み込みを手伝ってもらった時には外は大粒の雨が降っていた。平賀さんまた出させてください。

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