2022年5月27日金曜日

「ヒッコリーウインド」旅日記 2005/5/7

朝、疲れを感じつつ「おだ昆布店」を探すが御不在、以前昆布を送っていただいたお礼と何か買って帰るつもりが残念、コインランドリーで洗濯の後、鶴居村へ向かう。途中、温音内で釧路湿原の凄さに胸をうたれる。湿原軌道を歩く。初めて湿原の様子に感動。釧路の街をうろついてる場合じゃなかったな、鶴居村の温泉にて体を洗う。風呂は1日に何回も入りたい。「ヒッコリーウインド」着、ペンションは久しぶり、きれいな部屋はマスター安藤氏が頑張って建てたとのことだった、真面目に大工の勉強をしたとのこと。たいしたものだ。ペンションも時には良いものだ、安藤氏の御家族みんなでの暖かさにホッコリとした気持ちになる。安藤氏の小学生の娘さん、宿泊客の吉本さん夫妻にオモチャを見せて食卓で遊んでいるのが可愛らしく微笑ましい。料理は奥様の創作料理、ざるそばを近所で食べてしまったことを大後悔、うどんは遠慮させて頂いた、さてライブは数人で始まった。宿泊客のSamyアンド安達さん、安藤氏のお誘いにより、ライブを見て頂けることになった、今夜も特別に暖かい雰囲気だ。更にこの素敵なカップルは翌日の「ランチョエルパソ」にも見に来て頂いたのだった、ありがとう、Samyアンド安達さん、「ヒッコリーウインド」はバーズのグラムパーソンズの曲から名ずけた名前だが、意外なことかもしれないが私は曲を知らない。チェックしておけば良かったなあ…ライブは「雪の降る日に列車に乗って」で歌詞アドリブパートに終了後「縁が広がり繋がっていく…」といった箇所に感動を覚えたと言って頂いた。安藤氏、嬉しい。どこでも反応が良かった曲が「陸路の船」(青木タカオ作)だった、今回ここでも「絵日記」を高田渡さんバージョンでやり、「生活の柄」に繋いだ。安藤氏は白糠町の渡さん最後のライブに立ち会ったそうである。熟年のご夫婦の為に「カイマナヒラ」を弾こうとするがうろ覚えなので「ハワイアンウエディングソング」を、そして休憩の後、安藤氏率いる「ヒッコリーウインドバンド」に加わった。「テキーラサンライズ」「ウエイト」「ゴーイングノーホエア」マンドリンプレイヤーの方が嬉しそうにしていてくれる。「千田さん、最後にしめてください。」こんなときは「天国の扉」終わって皆さんが余韻に浸ってくれている、…と毎回のタネ明かし、……になってるかな?皆さんわからなくて当たり前だが……。「再びの演奏を期待します」との声を後にお客様は帰っていかれた。本居氏と安藤氏と私でバーボンを嗜む。最後のショットグラスは〇十年もののフレーバーが素晴らしいモノだったので恐縮した。何から何までありがとう。夜、大熟睡。疲れてるなあ…………。

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