2022年5月28日土曜日

「9月3日小松市「タロウ」桑名晴」2005/9/5

本日小松市「タロウ」にて桑名晴子さんバンドと対バン、このライブを行うにあたり、洋一郎さんのチケット購買力、営業力、地元との信頼感系のたまものである、ライブをひとつ行うにしても、知り合いや友人、にチケットを売ってまわるといった行動が自分には一番ヘビーだ、ダイレクトメール、やEメール、といった方法もあるが、出演バンドにギャランティーを捻出して、最低限、赤字を出さない!……考えてみれば大変な作業である、これを自分のライブに当てはめて考えてみれば、実は…この作業がつらいというか、方法を確立していない自分が見えてくる。ライブをやってお客さんが来なくてライブハウスにご迷惑をかけてしまうのはつらい気持ちだ……、しかし、何らかの方法を考えなくては…「地下ー」の青木タカオ氏の方法が自分には相応しく思うが、それも大変な作業である、みんな本当に努力してると思う。ストリートは手軽に演奏出来るが、音の問題、や我が国ではストリートミュージシャンに対してまだまだ格下扱いと言うか、ストリートミュージシャンそのものの認知のされかたが無い、若い人が既成ミュージシャンのソングブックを広げて聴くに耐えない演奏をされれば、いかに玉石混交と言えどもストリートミュージシャンは覚悟して、この繰り返しの中で活動を続けていくしかないだろう、ライブを打つのが物憂いからストリートに出るのはやはりいけない、ストリートは自分を鍛える作業であるが、あるいは演奏力の維持とか……ストリートに逃げ込む演奏活動は避けなければ…ライブハウスでアーティストとしての認知されることは財産である。さて、ライブは、私は早めに「タロウ」に入り、素麺とオイルサーディンで食事、ビールを飲み、ゆっくりする(今のうちしか飲めない。)洋一郎さん、輪島の中宮さん到着。(中宮さんには本日のPAオペレーターをお頼みした)ステージを設営、中宮さん久々の現役プロアーティストのPAオペレーターに興奮気味、頑張ってください。リハーサルでなかなか音が決まらないが、先々週からみればどおってことはない、リハーサル終了間際に桑名晴子さん登場、天野翔氏(ベース)になんとタコヤキ(長田和承)氏も同行していたギタリストでスチール奏者(ラップスチール)実に10数年振りである。旧交を交わしたあと仮眠。再びリハーサルで、中宮さんより、スチールの音に対して色々と意見を言われ、それがデビッドリンドレーに通じる音色を要求しておられることとわかり考えてみればハードにドライブするスライドギターをあまり弾かなくなっている自分に気がついた、スライドギターをもう一度「きょうも小松の町は」でやる。やはり初心に帰った気分になる、マニアの袋小路に入ってはいけない、流石に奥能登のロック御意見番である。本番は洋一郎さんの声が後半疲れた感じがあったほかは及第点と言って良いと思う。ステージアクションとして動いていたし、気合いの入った歌声だっただんだん調子を上げておられる、ところで見れば、最前列に女の子二人、晴子さんの話しによると、掲示板でライブの前座をやりたいと書いてあったそうである、彼女達はストリートミュージシャンだそうで、今日の晴子さんのステージはとても頼もしく映ったに違いない、ギターやウクレレを持ちながらリズミカルに体中を揺らして、しなやかさを出されてしまっては、ここにいる男性ミュージシャンではどんな良い演奏をしても太刀打ちできそうもない、「女の子達に憧れられる女性ミュージシャンも良いものだ。」と素直に思った。ふと、このライブ会場が、20代や10代の女の子、いや女性で殆ど埋まった会場だったら、どんなステージパフォーマンスをするだろうか?と想像してみたりした、20代の女の子達の憧れの的でいられる女性ミュージシャンでいてください、アンコールはセッション、洋一郎さんと私、洋一郎さんのギターは秀逸、天野翔氏のベースもタコヤキのスチールも良い演奏でライブを締めくくった、私はオルガントーンで演奏タコヤキ氏と音が被る心配も無く、中宮氏も「チャンネル別系統にしといて良かった」が何故だか印象的だった。終わっていろんな人に絶賛されたが自分なりに反省も感じたライブだった。まあ、あくまでもテクニカルなことだけどね。洋一郎さん、本当にご苦労様でした。ゆっくりと休んでください。

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