2022年5月31日火曜日

「ペダルスチールは何を表現すべき」2006/1/22 

ただ今、BSにて、「DEPAPEPE」なる若手のアコースティックインストールメンタルデュオを見る、アコースティックギターという楽器普及度の層の厚さを考えればうらやましい、彼らの音楽には「歌のついでに…」だとか、よりギターの「今の楽しさ」がある。我らペダルスチールプレイヤーは「何を?」彼らのように20代の青年期のことに今!昔に戻って考えた!私の20代、その頃は金に還元して考える大人が、音楽を一緒にやる仲間の主流だったが、「オリジナルや、表現とは!」と言葉にする音楽人はいなかった…。ライブのやり方も営業的で、私は、今ではライブと「営業」は別に考えているが、若い頃は営業的で当たり前!と思いかけていた。カントリーミュージシャンに、ちょっと今でも考えて欲しいところだと思う。折りにつけて言っているが、カントリーミュージシャンこそオリジナルをやるべき、カントリーミュージックは詞の内容を語る音楽だと思うからだ。「オリジナルが要らない」と言うミュージシャンは多い、冒頭の「DEPAPEPE」はハツラツとしている、体中からギターを弾く喜びを発散させている。彼らのオリジナルにそれが出ている、「表現する喜び」を持ったミュージシャンを見るのはいいものだ、「オリジナルじゃなくても表現は出来る!」と言われるプレイヤーやシンガー諸氏も多いと思う。しかし、ミュージシャンの純情において、その音楽人の「赤心」が見たい聞きたい気分の今日この頃だ、この続編はまたいつかまた書きます。

1 件のコメント:

  1. 前ブログでのコメント
    投稿者:千田佳生2006/1/23 3:09
    いつも書き込みありがとうございます。それにしても「姫神せんせいしょん」とはニクイですね!まさに、日本の土着的な感性です。ロバートランドルフは素晴らしい!駒沢祐城さんも独自のクラシカルな世界観で素晴らしい音楽を作っておられます。オリジナルを作って演奏することは私のおおきなエネルギー源です。それと、数はすくなくても、励ましていただけるアイバニーズ様や、他音楽人の皆さん方が大いなる励みになります。ヒーリング系、ロック系、って言われることは大変嬉しいですね。またそのうちセッションでもやりたいです。具象画、抽象画、観念的になりすぎないように、今もストリートに出たり、作曲したり…。若い子達にはまだまだ負けませんよ。元気出していこう!

    投稿者:ibanez2006/1/22 23:19
    演奏による表現について感じることがありましたのでカキコさせていただきます。
    ペダルスチールギター…ある程度「音楽好き」を自認する人達にどれくらいの認知度があるでしょうか?残念ながら、千田さんのおっしゃるとおり、その数は極めて少数であると思います。
    反して、DEPAPEPE、押尾コータローに代表されるアコギインストは、身近な生音で今流行の癒し、リラクゼーションに通じるものがありますね。
    表現の仕方は楽器により、それぞれ良いところ、難しいところは致し方ないところ。ランドルフのようにペダルスチールでカッコイイバンドもありますし。
    そもそも座って弾く楽器というのは動きが制限されますから、派手なパフォーマンスはないにしろ、そこから繰り出される音はよほどの通でない限り、ギターとなんら変わらない。違うのは運指やピッキングがオーディエンスに見えない…これは総合的にみて、かなり不利な要素ではないかと思います。
    そんな不利な状況ながら「弾き語り」という形で完成形へと確立しつつある千田さんのご活躍を期待しています。あるいは、姫神のような民族音楽的なアプローチも面白いのではないかなと思ったりしますが…。
    ROBERT RANDOLPH & The FAMILY BAND
    http://www.robertrandolph.net/

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