2022年6月16日木曜日

「私の歌(唄)」2006/12/13 

歌うことが大好きだ。


しかし、人に聞かせるとなると…。


 私の歌声は鑑賞にたえる声かどうかなあ?


 一度自分の「歌声」を真剣に真面目に検証してみる必要がある!


 正直。上手いか下手か?!


 …よりも…。


 「感じるか感じないか?」


 ペダルスチールに存在を助けられて、ライブを聞いてもらえているっていうことは分かっている。


 だけど、ペダルスチールを取り払って、ギターを持たされまたは歌だけアカペラで自分の歌は聞けるだろうか?


 ペダルスチールは実に慎重に取り組んでる反面、「歌」はほとんど自然体であること。


 逆にそれしかできないかもしれないね…。


 上手いけどなんだかあざといっていうのはイヤだな。


 沢山歌う練習はするがペダルスチールほど、歌声の色とか強さ弱さなどに気を配ってこなかったから、歌声を録音して、客観的に判断したり、一度誰かに私の「歌声の感想」を聞いてみたい。


 なにしろ…。


 楽器の方に注目が集まり過ぎて、肝心の歌をあまり聞かない人もなんだかいるような気がするが…。



フォークソングで育った我々は、素人のような歌声や悪声も時に、「絵」に成りうる!ということを感じてきた世代だろう。


 そこに「自由」を夢見ながら…。


 良い歌声は(いやこの場合は イイ歌声か…。)何もかもを洗い流してしまう。


イイ歌声で、「良い唄」を歌っていきたい。


……………が!


良い歌声が全てではない!


なぜならば!


歌声は素晴らしいが、聞き終わった後に「耳残り」や「聞けて良かった~。」と、「脳内射精!」…と、まではいかなくても、ほのかな心地良い余韻を感じるシンガーは意外と少ないのだ!


実は…そんな「上手いんだが…。」感じないシンガーの例は沢山見てきた。(特に女性シンガー。)


歌う曲の素材が良くないのか……。


「世界観」がツマラナいとか……。


 理由はいろいろだけど、私個人的な意見として、あと、シンガーは人間性をも、問われる世界なことは間違いない!


 知らず知らずのうちに、上手いシンガーならば聞き手は人生観を重ねてしまうから……。「感じるシンガー」には、それを感じることが多いと思う!


 聞き手はそれこそ、一度惚れ込んでしまったら、髪の毛までも愛しく感じるものなのは多くの人々に分かってもらえると思う。


 ライブハウスなどでは、ステージと客席が近いが故にそのシンガーの「人間性」を感じられることが沢山ある。


 歌が上手いけれども、人間性に欠陥ありと感じるシンガーの唄はやはり寒く感じる、ツマラナいクセでそう思われてしまうこともあるだろうから……。


 ステージで歌以外のことにも気配りが要るなあ…。身だしなみはもちろんのこと(私個人的に一番苦手なところ、反省。)


 私個人も人間性を磨こうなんて云わないが。


 人にイヤなことをしたりせずに。


 なるべく優しくあるが。


 理不尽なことには立ち向かっていこう。


 とか、音楽的以前だね。


 自然体の音楽の唄の感動にはやはり涙してしまうね。


そういえば、もう随分歌では「脳内射精」していないなあ。(笑)

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