レオンマッコーリフの大作「スチールギターラグ」バンジョーの大作「フォギーマウンテンブレイクダウン」。
ライブで「スチールギターラグ」をリクエストするカントリーファンは多い。
それがカントリーファンのペダルスチール奏者への敬意の表しかたかもしれないが…。
私にそれをあてはめられてもかなり困ってしまう、印鑑で押したようにスチールギターラグをリクエストするカントリーファンの神経も、「カントリーミュージックはもはや表現活動ではなくなっているのかな?」…と、ガッカリした感情にさいなまれるのである。
正直に言いますが…。
「スチールギターラグ」を「良い曲だなぁ…。」と思ったことは一度も無い。
カントリーバンドに入って何も知らず、作品を感じる前に弾くように言われたことも大きいだろう。
つくづく思う…。
私はペダルスチールが好きなのであって…。
カントリーバンドの感覚とはまた別ものだったと。
カントリーロックの感覚は大好きだが…。
懐かしの…と構えた私の世代に関わりの無いカントリーミュージックは考えるところだ…。
バンジョーは「フォギーマウンテンブレイクダウン」がある。
「スチールギターラグ」も「フォギーマウンテンブレイクダウン」も楽器と世代を代表する大作だろう。
その昔、「若者はフォギーマウンテンブレイクダウンを弾くためにバンジョーを買った。」(ヤマハ出版)と書いてあったが…。
我々の世代から我々の世代の「スチールギターラグ」と「フォギーマウンテンブレイクダウン」にあたる曲がもしも書くことが出来たら…。
いや、書かなくてはだね!
新しい自分たちの感覚で!古い感覚に媚びない曲をね!
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