驚いたことに、一昨日聞いていただいたにも拘わらず、スティールギターリストの金子さんが来ていてくださる。もうひとり、十年前に東京ツアーに同行して、二曲ギターで参加してくれた中西氏と十年振りに再会、びっくりする。
中西氏は目を閉じたままずうっと聞いている。
ハワイアンソングは一昨日金子さんの前で何曲か弾いたので、「スリープウォーク」「スリーピーラグーン」を演奏する。
MCにて、「私の心のペダルスティールの先生 『スニーキーピート』さんが1月に亡くなられたので、スリーピーラグーンを演奏します。」とMC、最近までE9でなく、B6チューニングだったことに気がつかなかった…。享年72才であったとのことだった。慣れ親しんだフリーキーなペダルスティール奏者がいなくなったことを話す…。
中西氏とのセッションはソロばかりやっているためか、あまり上手くいかない。(バッキングしなくてもいいのに、バッキングの体制を体が構えてしまっている。)
演奏後、ママさんとのブルーグラス、カントリーの人間関係をめぐるやりとりに、ちょっとピリピリした空気になってしまった。アーティストなら、人それぞれに「好きなもの、苦手なもの」は絶対に発生する。
お互いがお互いを認めあって音楽をやっていきたい。
お互い音楽が大好きなのだから…。
もしも相容れないモノがあるとしたら、私の場合はそのアーティストの人間性である。
「また会いたいな…。」と思うくらいの人と音楽したい。
私の場合、ジャンルを盲信は出来ないし、たぶん(?)楽器のイメージに縛られるシチュエーションを拒否していきたい。
メンタルな面抜きには音楽活動は語れないのだ。
ブルーグラスを愛しているママさんの姿勢はよくわかる。 本当に…。
日本のカントリーとブルーグラスに対する私なりの思いは、また次の機会に書いてみたい。
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