かつて(私が小学生の頃…)ここは河北潟という浅い潮流でできた湖だった…。
干拓され、農地になり、津幡町の検問所から金沢市医科大病院のある所までは、直線距離で近く、かつて河北潟の湖岸を大回りしていた事を思えばウソみたいに近い。
その干拓された土地でお花畑とハーブの栽培で広い土地にポツリとお店を出しておられる『Paysan』(ペザン=田舎って意味らしい。)なるお店がある。
偶然立ち寄って、お店の隣のハーヴらしい香りに心寄せられる...ふと、ハーブの香りを楽しみながら自分のために演奏できたら?と思いたち、お店番の女の子に頼んでお店の横のウッドデッキで演奏させてもらった。
まさに心癒やされるとはこのようなこと....お店の日陰で、ずーっとペダルスチールを弾く、ただしお店のイメージも考えてインストールメンタルで…。
「思い出のグリーングラス」など弾くと、前にカントリーミュージックを嫌いになりかけた心のささくれ立った思いが癒されるようだ..自分の為に弾いている…。純粋に…。
お店の女の子とお話する。
アフリカンダンスをやっているという、聴けば「みつばちハウス」で彼女もお店の女性オーナー氏も私を聞いてくれていたとか…。
甘いトマトとハーブティーをご馳走になり恐縮した。
女性オーナー氏に以前長野県安曇野でラベンダー畑の中で演奏して大変良い気持ちだったことをお話した。
沢山の花や香草…。「次は母親を連れて来ますよ。」とその時は帰った。
…そして翌日、家でテレビばっかり見ている母親を連れていくつもりが父親も行くと言いだし、明らかに父親が来ても父親にとって面白いとは思えないのだが…連れて行く。
オーナー氏よりお茶をご馳走になり、また甘いトマトにブラックベリーを戴く。
お願いして、両親にこの花園の中でスチールを聞かせてやりたいと申し出たところ快諾してもらう。更に、わが両親と同年代とおぼしき女性お二人もともなってライブ?となる。
昨夜父親が聞きたいと言った「琵琶湖周航の歌」女性お二人からリクエストがかかり、「千の風に乗って」母親から「慕情」を聞きたいと言われ演奏。
母親の青春時代の「道」のテーマ「ジェリソミーナ」を聞かせてあげた。
金沢市の女性お二人西本願寺のコンサートに推薦したい旨を言われ嬉しい。
お二人ともフラダンスを習ってらっしゃるという…。「テネシーワルツ」「夜来香」などライブ?になっていた…。
しかし演奏を終えて我が父親はアーティキュレーションとかメロディーフェィクを理解出来ずに、「相変わらずヘタやった。」と、素直に感想を言わず、かつては文学少女的な母親に対して、競輪場やパチンコなど大好きな父親…。わが両親が二人して楽しめる場所は段差がデカすぎるなあ…。とつくづく思ってしまった。(因みに我が母親は競輪場に一度入って酷く気持ちが悪くなったことがあった…。まあ、あんな見事にオヤジとじいさんしかいない場所じゃあ無理もない。)
この素敵なお店は「Paysan」(ペザン)と言います、心癒やされるお店でした。(父親はつまらなそうだったけど…苦笑)
TEL0762896287
〒920‐0328石川県河北郡津幡町字湖東197
私のオススメするスポットです。
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