先週の続編、楽しみにしていた番組。
先生は、ご自分のことを「水木さんは..」…と言ってるのに、実はニマニマとしながら..。
ほのぼのモードで見た。
今回の水木しげる先生夫妻のサブタイトルは..
『なまけものになりなさい。』
…だった。
水木しげる先生は「金がある…云々。」は..ぜーんぜんイヤミにならない。
番組の書き下ろしの絵で妖怪『マチコミ』に襲われる、「つげ義春先生」「池上遼一先生」など、アシスタント当時のことを池上遼一先生が「もう、締め切りとの戦い!夜は白々明けてくる..」
などなど前にも書いたけれど、明らかに「つげ義春先生」が執筆のイニシアチブを取ったのではないか(?)
と思える箇所が沢山あるような気がするのだ..。
先生は..「編集者がねー水木サンをいろいろいぢめるんですよねー。」(本当に、やはり年寄りに唯一見えたシーン。)
…と、水木しげる先生がまた、一段と「ねずみ男」さんに見えてきたのだった(笑。水木先生すいません。)
『睡眠を大切にする!』
そうだなあ..と思えることばかりです。
でも、『なまけもの…』には..貧困時代、とラバウルで死にかけて、左腕を失って死線を超えてきた水木先生ならではの達観した言葉だろう..。
そして『ヒトラー』でも、『鬼太郎』でも『河童の三平』でも、ビンボー話が光りに光っている、若かりし頃の、ビンボーとの15年戦争!
「徹夜はいかん!手塚も石森も早く死んだ…。」
番組ナレーション。
「水木サンはお墓がだーい好き!」に、
「ぎょッ!」
お墓の写真をデジタルカメラでバシバシ撮っていく!
すげー!
しかしながら、「ねずみ男」サンに見えてきた水木先生が、だんだん老いて子どものようになっていく父親に見えてくる..。
老いて尚(私の父親よりはるかに年上の…。)周りを元気にしてくれる水木しげる先生!
本当に百まで生きてください。
投稿者: senda
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:千田佳生2008/6/28 15:59
はい。鬼太郎夜話がオススメです。
投稿者:そろばん2008/6/27 18:43
ゲゲゲの鬼太郎だね