2022年6月2日木曜日

「ペダルスチールは何を表現すべきか?No.2」2006/2/14  

前回の続編、実は前に書いたかもしれないが「あんたは楽器と歌とどっちを真剣にやってるんだ?!」などと身障者の某氏に言われた事があった。私は「どっちもです。」某氏「で、本当は?」私、「どっちもじゃダメなんですか?」専門的になることで集中しクオリティを上げる。という考え方があるらしい、某氏は私の歌が、「スチールを弾く為の手段だろう!」と言いたげな言動だったが…全てそんな考え方で解決できるはずもない。ペダルスチールの「感情表現」と歌の感情のシンクロや作品の世界観を…涙が出るような音で聞き手の感情をスクィーズすると共に、私も涙が流せるほどの作品が作れないものか…。歌の歌詞がズシリ!ときたり、歌詞をスチールで増幅できないか……。考えてみれば、技術の向上に反して感動しにくくなっているかもしれない。私には弾き過ぎてしまう傾向がある、全体を考えてあえて弾かない潔さは自分には、意外と難しいのかも…、他、ライブでついつい特殊奏法やサウンドパフォーマンスで押し切ってしまい、作品の「大意」とは全く関係ないこともやってしまうこともあった…。(笑)正直、楽器ばかり聞いて歌の歌詞や作品は印象に残らなかったっていう話もよく聞きます。だけどアーティストとしたら、「やりたいことをやってる。」としか言いようが無いんだけど…。面白いことをやり続けていたいが…。『作り手から見た作品、』『聞き手から見た作品。』私に今必要なのは『聞き手から見た作品』を考えることだが、聞き手が既成アーティストのツマラナいことを基準に言われているならば、いまのところやりたいようにやるつもりだ。

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