数年前にフェンダーダブルネックペダルスチールを某楽器店にて弾いたことがあった..。
ワイヤーアクションでかなりな年代物、8弦8ペダル、ニーレバー無し、そして相当な重さだった。
値段が四万五千円と驚きの安さだったが..「今さら..。」と思い試奏しようにもバーも無く開放弦でペダルを踏んでみたが元々の音への戻りは良く無かったと思う。
しかしながらオールウッド一枚板のラップスチールを枠で囲んでペダルスチール化したような、当然重いその音は独特の音だった記憶がある、名称は『フェンダー2000』だったかな…。
よく古い写真でワゴンマスターズの故原田実さんが弾いていた写真を見た事がある。
ワイヤーアクションとは、自転車のブレーキのようにワイヤーでチェンジヤーブリッジを引っ張り、スプリングはついていたかは忘れてしまった…。
ヘッドの裏に、ワイヤーが滑車のように集められていて、各弦に振り分けられる作り方だった..。
1977年の来日したフライングブリトーブラザースの故スニーキーピートさんは8弦シングルネックでワイヤーアクションは全て、現在のロッドアクションに変えてあり、チューニングはB6だったそうである。(ニーレバーがあったかどうかは写真では確認出来ない。)
今から思えば..ちょっと惜しい事をしたかな..?と思っている。
安いっていうこともあるけど、ワイヤーアクションをロッドアクションに改造して、ニーレバーも取り付けてペダルスチールを作ってみたら良かったかな…と今から考えてちょっと残念だったかもしれない。
あのフェンダー2000は金沢市の誰が買ったのかなぁ…。
フェンダー2000は無論高価で憧れだったそうである。
投稿者: senda
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:千田佳生2008/6/26 16:40
GUN 様
昔、ペダルスチールの音と映像をはっきりと認識したのが、高校生の頃『笑点』にて原田実さんのペダルスチールで擬音、ニワトリの泣き声とか、「上野~うえの~」の擬音に目が点になりまして..その時のペダルスチールが「フェンダー2000」(前に二列に穴らしきものが空いていて特徴的だった..。)だったと思います。
ペダルスチールをはっきりと映像的に認識した瞬間でもありました。
「フェンダー2000」は昔カントリーバンドやハワイアンバンド華やかなりし頃の、みんなの『憧れ』だったという話を誰ともなく、よく聞きました。
「今時…。」と思いましたが、書いたようにワイヤーアクションからロッドアクションに改造して二ーレバーをつけて..とは書いたとおりですので、現品を今見たらなんと思うか..?
しかしながら大変に重かったことは忘れられませんね…。
投稿者:GUN2008/6/26 11:37
フェンダーの2000は現在10万強で販売されてますから相当安かったですね、昔銀座のヤマハホールに展示してあるのを見ましたが、価格は当時で60万位??だったと思います。惜しいことをしましたね・・・・・・・
それを真似たのかどうかテスコが8弦シングルのペダルスティールを出しまして、学生時代に買いましたが、社会人になり会社の倉庫に置いてましたら知らない間に捨てられてしまいました。
その後数十年経って藤井さんからE9を買った次第です。