2022年11月30日水曜日

「『剣岳賛歌』」2014/10/29 

20年振りに作曲した『剣岳賛歌』を聴いた…。



先ずは『剣岳賛歌』のCDを大事に保管して送って頂いた、パーカッション奏者『ミノ・トオル』さんに絶大なる感謝を惜しみません。



昨日、墓参した帰り道の自動車の中で聴いて…1994年当時の楽しくも創作、作曲していた私を思い出していた。



発行は『上市町商工会青年部』となっている…。



特筆するべきは、ほとばしる程の情熱的なグルーヴにあふれていること…。



私、ミノ・トオル氏、バンジョー奏者、原聡氏、尺八奏者である東海徨山氏の異色とも思える組み合わせで…。



これだけのグルーヴ感を出しきり、そのミキシングとサウンドの綿密な彩色をした 小熊将康(おぐままさゆき)氏と、ミノ・トオル氏のセンスと頑張りには脱帽するものがある。



当時はまだデジタル多重録音機器は無く、ティアックのTSR8にて、小矢部市クロスランドスタジオにて各楽器パートを録音した後…ミノさん宅にて小熊.ミノ氏によって、誰もが面倒くさがる!?ミックスダウンとマスタリング作業を粘り強くしている後ろ姿を…なんにもできないわたしは見てるだけだった記憶がある…。



たぶんパソコンによるマスタリングだったのかな!?



作曲するだけしておいて、何も出来ない自分のふがいなさに情けなく思ったものだった…。



その当時私はE9しか出来ず…今の演奏スタイルがあればまた違った感じになってたかもしれない。


盟友、原聡氏のバンジョーは超絶で、情熱家でもある彼は、東京から駆けつけて、上市町特設ステージで最高のプレーをしてくれた…。



東海氏も尺八をジヤジーに演奏する側面もあり、今思えば最高の変則的4ピースバンドである。



ミノ・トオル氏のパーカスはテクニカルフレーズとアクセントがとてもスペーシーだ。ミノ氏はリズムを立体的に捉える方法を知っているからこそできるプレーだった。



20年目に言わせてもらおう。



みんなサイコーだったよ!



作曲者!?として20年目に言わせていただきます



「最高のグルーヴをありがとう、」



…と。

投稿者: 千田佳生

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